『私の床屋は銀座です』と公言できない37歳のオッサンには、こんな出来事が起きる1例。
こんにちだ!
いしまんです。
暑い日が続きますが、皆様におかれましてはご健勝のことと
お喜び申し上げます。
って……、
すごい挨拶ですよね。
勝手に相手のことを元気であろうと前提して、
肯定して、勝手に喜ぶ……。
さて、皆様におかれましてはご健在のご様子でして、
こんな箸にも棒にも掛からぬブログをご覧になっているご様子では、
さしてやることもなく、FB投稿を見ているうちに迷い込んでしまった
さながら、はぐれ子羊と言ったところでしょうか。
今宵も今朝も、ただ唯
テキストを楽しんでいただければ幸甚でございます。
ある日の休日。
私は髪を切ることにした。
前回の床屋は12月。
すでに8か月ほど経過していた。
いつだって切りに行けたのだが、切りに行けない事情があった。
私の行きつけの床屋は銀座にある。
私の性格上「床屋」という表現を使っているが、その実は美容院だ。
なんせ「美容院」という表現を使うことさえ、恥ずかしみを覚えるほどに、ひねくれた性格を形成した37歳のオッサンなのだからあえてここでは「床屋」と表現させていただく。
は?
オッサンのくせに「銀座」の「美容院」???!!!!
などとは言わないでほしい。
詳しくはこちらの記事も見てもらえば、俺の『床屋事情』も多少は理解していただけるのではないだろうか。
http://mai-rice.xsrv.jp/webshop-mai-tencho
で、今回8か月も髪を切らなかった理由。
銀座に行く理由が『髪を切りに行く』なんて、ハイソでお洒落さんな発言が、私の口から出ることはない。
うん。
決して無い。
たとえ天地が返ろうが、ヒトデナシと言われようが、面と向かって「バルサ」を唱えられようが、無い。
普段は、銀座にある勤め先の店舗へ顔をだしがてら髪を切りに行っていたのだ。
だが、なんとその勤め先(銀座店)が閉店してしまった。
実情は、立ち退きによる一時閉店なのだが思いのほか物件に苦戦して、再開のめどが遠かった。
そんなこんなのリニューアルオープンが、形を成してきたのが7月下旬。
つまり、ようやく『銀座』に行く理由が見つかったのだ。
今回は息子同伴にて銀座へと赴く事となった。
ここから先は、渾身の替え歌にて……。
夏の日の泣いてん無いんすりー
作詞:いしまん(俺)
題材:しゅうまん(息子小2)
※原曲を聞きながらどうぞ。
まるで別人の しゅうちゃ~くし~ん(執着心)
Ah 駅近の LAWSON
君は初めて僕の目に見せた
その欲望 そのCrazy
(銀座行きの電車時間が迫る中、急にスタンプラリーをやることに…)
綱島駅前 走るふたり
Ah 朱色の スタンプ
ざわめく街を 切るように君は
トビウオに なった
予約時間に Sayぇぃぇぃ Yes
遅刻寸前 Soぉぅぉぅ Tight
あんなに 早めに 出たのに~
(私は遅刻が嫌いなので、いつも1,2本前の電車に乗ります)
泣いてん無いんすりー
電車時間 oh 間に合わない
駅まで来たのに 忘れてくるとは
Noぉぉ!!
落としたの? oh そうじゃないよ!!
子どもの Suicaが 見当たらない~
LAWSONのつくえ~(机)
(ローソンのスタンプラリーが設置されている机にスイカを忘れたそうです)
スタンプ~の景品 ほし~い~よね
Ah きょど~ふしん(挙動不審) ぜんかい(全開)
床屋の店内 う~ろうろと はいかい(徘徊)
意識して しまう
(髪を切られている私を尻目に、スタンプカードを持ってうろつきます。かなり邪魔でした。)
一人で行くよ LAWぉぅぉぅ SON
銀座の街を Soぉぅぉぅ Hike
宝の山だよロゥソン~
(我慢できずに、床屋から近くのローソンへと一人旅立つ決意を決めたそうです)
泣いてん無いんすりー
だいじょうぶ oh ホンのスグさ
迷子に なるわけ 無いよと思った
Lost
携帯を oh 持たせてたさ
それでも 彷徨(さまよ)う 子供だね~
夏の日のしゅうま~ん
(私の携帯を持たせたのですが、結果的に迷子……)
ココは銀座の 四(ヨン) よん ちょうめ~
保護されたのは 一(イッ) ちょう ちょうめ~
あんなに近くにいたのに
……(すごく遠くまで、遠征したようでした)
泣いてん無いんすりー
泣いてない~ oh 君は強い
気弱な 男と 思っていたけど
Love
おまわ~りさ~ん oh そうじゃないよ
場外 馬券の 警備員~
夏の日の銀座~
きっと息子は俺と違って、オシャレなヤツに育つことでしょう。
だって、7才にして【銀座】で【迷子】を経験したのですよ。
私は未だに【銀座】で迷子になります。
が、
それもこれも35歳を過ぎてからの話です。
俺が髪を切られている最中に、息子が店へ電話をかけたようで、他のスタッフさんが俺に気を使って、ひっそりと迎えに行ってくれたそうです。
結果的にはスタッフさんが出て行った数分後に、俺の携帯から「無言電話」があったので、迷子の件は白日の元に晒されたのですが……。
当の俺は、髪の毛ガードをつけたままの「てるてる坊主」状態で、店内をウロウロ落ち着かずに右往左往。
高層ビルの窓から階下を眺めて探すのですが、見つかるわけもなく。
その後なんとかスタッフさんによって保護されたとの一報が入ったのですが、なかなか苦戦したようです。
ありがとうございました。
一方の「しゅうまん」は、携帯を駆使して方々へと電話をしていたようです。(俺の電話履歴を片っ端から)
そして、なぜかその全ての電話が『無言電話』だったそうです。(汗)
方々へと詫びの電話を入れました。
床屋を後にして、彼と一緒に迷子道を再現してみたのですが、話によると「お巡りさん」にバッタリ会って助けてもらったそうなのですが……。
どう考えても、場外馬券場の警備員さんでした。
ありがとうWins銀座の警備員さん
ローソンのスタンプラリーに夢中になって、勇気を振り絞って初めての銀座大冒険。
次は、もっと慎重に飛び出そうね。しゅうまん。
俺も、ひとつ勉強したことがある。
世の中、何が起きるか分かりません。
発着信履歴には
やましいモノが無いように
常にクリーンを心がけましょう。
おしまい。