オモシロきコトも無き世をオモシロく

人生をオモシロおかしく

キタ!! 腰痛!! 冬の陣

 こんにちだ。いしまんです。

 はい。そうです。

 タイトル通りに我が腰の爆弾が急成長しました。二十代後半でぎっくり腰をやってからというもの、季節の変わり目や、疲労がたまる頃合いを見計らって成長しています。モロモロから精神的に削られてた点と、新しいコトを始めるための力仕事、さらに連日の冷え込み・・・・・・。条件は揃っています。

 違和感を感じたのは11/20月曜日。バイクに乗るとズ~ンとした重みが腰の付け根に停滞していた。コレはヤバいと察知し、仕事を早々にきりあげていつもの銭湯へと向かう。ジェット水流風呂と水風呂を繰り返し、腰の回復をはかる。
 奥さんに「身体は日々のメンテナンスが大切」と、うるさくリピートされてはいるのだが・・・・・・週一回の銭湯が私なりのメンテナンスなのだ。RPG的に言うとステータスを常に一定に保つために薬草や回復魔法を使うタイプではなく、死なない程度のステータスを保ったまま回復の泉か宿屋をさがし回るタイプ。勇者が毒に犯されて、歩く度にHPが削られようとも探し回るのだ。泉を・・・・・・。

 11/21火曜日朝。

 違和感は月曜と大差なかった。しかし、デスクワーク中の午後になってそれは変化した。時間を追うごとに、我が腰へ地球上のG(重力)が集まりはじめた。
 
 11/22水曜日(いい夫婦の日)朝。

生まれたての子ヤギ モード突入!

「た、立てない」

 どうガンバっても四つん這いが限界。これ以上重力に逆らうと、立ち上がっても腰だけ置いてけぼりにしてしまう。そう子供の運動会で走れると思っていたのに上半身と下半身が一致せず、「やるぞ!!」の上半身と「無理よ!!」の下半身が混在して大転倒を起こすあれと一緒。イヤむしろアレの感覚で間違いない!
 30分ほどかけてストレッチを行い、立てるようになりはしたもののスムーズに立てなかったコトへのショックと、今日の始まりにして今日の終わり感に打ちひしがれた。奥さんに「ど~しよ~」と言うと、「一発の整体があるよ」と……。ウソでしょ……。「イッパツ」て。しかしワラにもすがる思いで予約の電話を入れることにした。奥さんに電話をお願いすると「自分でやらないとだめなのよ」と?? はて?「イイじゃん電話位かけくれても!!」こんなに弱っているのに!! 奥さんいわく、整体院のホームページの内容をよく読んで、理解した本人が予約をしないといけないらしい……。あ~。なんかヤバい雰囲気バリバリです罠。
 重いブラウザを立ち上げてのっそりとホームページを見始めると、どうやら口コミだけで飛び込んできた客に振り回された経験から少々ややこしいシステムを構築しているらしい。そうすることで理解のあるお客さんに届くサービスを提供できるのかなぁといったホームページの内容だった。しかし、かなり読み込まないと、問い合わせの電話番号にすらたどり着けない内容にはビビった。最終的に見つけた電話番号は【薄グレーのフォント】でコピペもできない画像として処理されていたこだわり様。やむなく紙とペンで電話番号を書き写す。そしてホームページを読み込むうちに、整体院の先生への恐怖が芽生えてきた。
 ページ内で我が目に飛び込んできた文字。

「予約時間の2,3分前に来てください!!」

遅刻は厳禁、かつ早すぎず。ってことのようです。

 結果的に、この言葉に捉われてしまった。遅刻嫌いの私にとって、早乗りはなんてことないハードルなのだが……。早くいきすぎてもチョー怖い先生に怒られるのではなかろうか……。
 立ち上がれるようになった重い腰をあげて、バイクにまたがり整体院の最寄駅へと向かう。駅に着くと予約時間の15分前。駅から徒歩で5分もかからない。迷わないように下見のつもりで整体院の前まで行ってみると、案の定迷うこともなく13分前。近くのコンビニで10分ほど時間を潰そうとするが、よりによって陳列されている雑誌の全てがシールされているではないか!! 一切の時間つぶしが出来ない!! そそくさとコンビニを出ると12分前。しょうがなく整体院の周辺を周回することにした。区画が小さいこともあり痛い腰を引きずりながら歩いても一周おおよそ3分。何を血迷ったか計三周もしてようやく予約時間の3分前。

 整体内容は……。正直、イイのか悪いのかよく分かりません、もともと整体にお世話になるコトが無かったので自分レベルで評価するほど経験値が無いですし。ただし、人並みに身体が動くまでは施術して頂けたのでとっても感謝しております。そして、思いのほか先生が優男だったのにはかなりのインパクトがありました、あそこまで上から目線のホームページ内容だったのでそれ相応の人相を想像していたのですが……優しくて良かった。でもね、それ以上に衝撃的だったコト。施術の部屋が『カオス』。忌憚なく表現すると男子大学生の部屋・・・・・・。
 施術以外のムダを一切省こうとしない、施術中にキョロキョロと辺りを見回してしまう『カオス』。
 天井のシミを数えながらストレッチをする俺。無造作におかれた骨格模型が若干埋もれてる件。リラックスして施術を受けたいのに、そこかしこが気になってしょうがない……。

 一通りの施術を終えて、今週の過ごし方のアドバイスや体操の指導を受けて終了。とにかく動けるってことがすごくありがたく感じた。

 ではココからは、再び急性腰痛になった時のための備忘録。

 え??
 腰痛にならないように日々のメンテが大事なんじゃないのかって??
 急に私がそんな「働きアリ」風な性格になる方が不自然じゃないですか!?

 だ・か・ら。

 腰痛リターンズの時のための豆知識をココに記す。
 そう、私の様な無謀な旅をする勇者の為の外伝。

 ①ヤバイなって思ったら、ヤバいからね
 ②ヤバいなって思ったら、腰への気遣いも大事だが免疫をあげよう
 ③なぜ免疫かって!?
 ④腰痛と同時に風邪などをひかないようにしましょう
 ⑤なぜ??
 ⑥腰痛時に「クシャミ」「咳」「嘔吐」をしてみなさい
 ⑦アイスピックで
 ⑧腰の付け根を
 ⑨刺されるからです
 ⑩だから腰痛とその他を併発しないように注意すべし

 今回私はギリギリのラインでディープな併発をまぬがれましたが、結果的に「クシャミ」によって何度も「魔女の一撃」を喰らってしまいました。
 そして「クシャミ」は発動までに僅かな時間が与えられます。そうです、「んふぁぁ。ふぁぁ。ファンクション!!」(キーボドのfnです)の「んふぁぁ。ふぁぁ。」の僅か1秒足らずの間に、目くるめく「恐怖」が植え付けられたうえで、お待ちかねの【一撃】が来るのです。どうせやられるのなら不意を突いてくれればいいものを、クシャミはドSです。

 ⑪ネットでクシャミを強引に止める方法を検索しておくベシ

 不自然であるとか、生理現象に対してどーなんですか??と言う疑問以前に、あの一撃を回避できるならなんだってしまっせってことです。
 クシャミをもよおしたら、

 ⑫鼻の下を指で強く押す
 ⑬さらに鼻の付け根の両サイドを、指で強く押す

以上のことを念頭に置いたうえで、急性腰痛とお付き合いすることを忘れるべからず。

なお、いい夫婦の日に腰をヤラかしたのは下ネタではありませんので悪しからず。