小学二年の世界観に打ちひしがれるのは、30年前の小学二年生。
あらすじ:シュウマン
絵:シュウマン
タイトルと文:いしまん
「太陽アタックとLGBT」
ある日、シュウマンはお家の外へと出かけました。
すると1本の木に出会います。
なぜだかわかりませんが、木は怒っています。
シュウマンは、木の手を触ってみました。
やっぱり怒っているみたいです。
そこに怒った太陽がやってきて、「太陽アタック」を放ちました!!
怒った木は真っ二つになり、燃えて、散り散りになってしまいました。
散り散りになった木を見て、シュウマンは怒りました。
太陽の隣から、緑の風が吹き始めました。
小さな花が3つ咲きました。
赤・青・黄色の花を見て、シュウマンはうれしくなりました。
お家の近くにも、緑と黄色の風が吹いて桜が咲きました。
シュウマンは桜が大好きです。
とっても喜びました。
緑と黄色の風は、あたり一面に吹き。
優しいお顔の木が生まれました。
太陽も優しく照らしています。
シュウマンのお家も、緑と黄色の風に包まれました。
すると……。
シュウマンは女の子になりました。
おしまい。
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ココから先は穿った見方の俺視点。
コノ物語には、複数のテーマが隠されている。それは、
・怒りのカルマ
・争いの終焉
・命の多様性
では、興味のない方を置いてきぼりにして、自己満足を加速させることにする。
怒り。
コレは連鎖する。
喜び以上に連鎖する。
そして、前世及び過去世において経験し、解消できなかった怒りや、それに付随する感情は、そのカルマのステージ内の人間を集め、同じコトを現世でも繰り返す。我が家のように。
しかし、シュウマンは少々異なる。
俺と奥さんはガチの噛みつき合いのケンカをするのだが、シュウマンは少しばかり引いた目線で奥さんに味方する。
と、思いきや。
彼は、状況次第で俺に味方することもある。
夫婦喧嘩なんてものは、どっちが正しいなんてコトはほとんどなくて、むしろ子供目線ではどっちもバツだと思われる。
彼が、どっちにつくか・・・。
俺にとっては重要な家庭内ヒエラルキーなのだが、彼はそれを、やや楽しむ。
奥さんにつくときは、俺を完全悪にしたてる。
俺につくときは、日々の奥さんの悪態を俺に逐一報告してほくそ笑んでいる。
彼は夫婦喧嘩にいち早く「太陽アタック」を放ち、まだ目に見えていない混沌に、いち早く破壊を与えているのかもしれない。そして、争いの早期終焉を願っているのだろう。
そう、
我が家のケンカは、大蛇 vs 土佐犬 の観はあるはずだから・・・・・・。
そして、
すべてが収束したときには、一切の属性が切り離されて、生き物として分かり合える。
生まれたところや~♪
皮膚や目の色で~♪
いったい、コノ僕の~♪
何が分かるというのだろ~♪
ブルーハーツの「青空」より
シュウマンがいつか、
チンチンを取りたいと言っても、受け入れよう!そんなメッセージも含まれているかもしれないから・・・・・・。
深夜2時のログより
おしまい